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TDR50フレームの改造 まずは第一歩のエンジンの搭載です。 フレームメインパイプ下にある補強ステーとエンジンステー後部右側があるとエンジンが載らないので切り取り、どんな感じかしばし観察。 思ってたより余裕がある。。。。 これならイケルね!やることはTDMと同じだし。 そしてしばらく考える日々を過ごしました。 ちゃちゃっと勢いで改造ってしまうと後で修正が必要になったりすることが多いと思うので、いろんなパターンを考え、頭の中で完成してから作成に取りかかることにしています。 結果、元からあるステー・リアブレーキスイッチステー・ラジエタステーなどほとんどのステー類を切り取ることになりました。 そしてTDMの時のように鉄板からステーを切りだし、グラインダーで仕上げていきます。 補強二本とステー類をフレームに溶接、溶接歪みの修正をし無事搭載できました♪ エンジン脱着は、一箇所にカラーをかましてエンジンを搭載するようになっているのでかなり楽に脱着できます。 TDMはカラー無しでの搭載なのでエンジンを外すときに揺するスペース(ガタ)が無く少し難儀します。 写真左側はシリンダーヘッドへのステーで、このステーを最初に作りました。 これを使い大体の場所を出して他のステーを作っていきました。 写真右側はフロント右側のステーです。 ここにカラーをかましてあります。 カラーをかまさないとステーの位置も出にくくなります。 写真左側は前側の補強パイプです。 写真右側はフロント左側のステーです。 写真左側は後ろの上部のステーです。 できるだけエンジンを寝かし下げて搭載するためにかなりギリギリの位置になっています。 エンジンのNo打刻スペースを削ってあります。 固定ボルトも抜き差しするにはコツが必要です。 おかげでこれ以上の前傾はムリだろう。という角度で搭載できました。 写真右側は後ろの下のステー・補強パイプです。 元々のパイプからステーを出すと長くなるのと、補強は多い方が良いだろうと思いこのような作りにしました。 写真左側は前側ステーのものです。 写真右側は後ろ側ステーの写真です。 溶接痕を綺麗に修正すれば満足いく出来なのですが、一つだけ。 溶接カスがフレームパイプの中でカラカラとうるさいんです。。。 まぁエンジン掛かっていれば気にならないだろうし、押し歩きでそれほど車体を上下することも無いだろうからそのままにしようか対策するか迷ってます。 発泡ウレタンでも注入するかなぁ、補強にもなるし。 |
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フレームの補強 鉄パイプ追加によるフレームの補強は完了しました。 あとは発泡ウレタンを注入し完成なのですが、オイルタンク・エアクリボックス等のステーが完成していないのでこれらが終わり次第注入します。 写真一枚目。 まず太いパイプをメインパイプから左右のクレードル部に二本溶接しています。 これでねじれに対してたぶん強くなっているでしょう。 縦方向の力にはメインパイプに発泡ウレタンを注入することでたぶん対処できるでしょう。 写真二枚目。 シートレール部が弱っちく思ったので左右に橋渡しの形でパイプを溶接しました。 写真の補強パイプ上側にあるシートベースを受ける部分なのですが、これがとても柔らかく指で押して動きます。シートを直で受ける部分なので上側のパイプで動きをたぶん動きを少なくできていると思います。押してみるといつもより固いです。 下側のパイプはエアクリボックス作成に邪魔になっていますw 写真三枚目。 リアサスが後ろに移動したので力の掛かる部分も後ろに下がっています。 なのでシートレールとフレームを繋ぎサスからの入力に対しての補強としています。 元々のサス固定穴にも念の為ボルト・ナットを入れておきます。 写真5枚目。 フレームのTDRエンジンの後ろ上側を固定するステーのある横方向のパイプ両端にあるプレートに鉄板を合わせて溶接しました。 写真六枚目。 写真の位置に鉄板を追加しました。 鉄パイプにしたかったのですが丁度鉄板が余っていたので簡単な方を選びましたw たぶん少しは役にたつでしょう。 今回は「たぶん」がとても多いです。なんせ今までフレーム補強なんてやったことが無いので(^^;) 補強となりそうな感じには仕上げているつもりですが、はたして効果はいかほどなのでしょうか。早く走ってみたいです。 |
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発泡ウレタンを注入し補強兼錆び対策。 パイプによる補強が終わったので発泡ウレタンを注入しフレーム補強を施しました。おまけに錆びにくくなるので一石二鳥です。 写真一枚目 クレードル部に三箇所穴を開けます。 一番右の穴はエア抜き・ウレタン排出穴なので小さい穴にしました。ウレタン注入穴は一箇所にしたかったのですが思惑どうりに発泡してくれずに個所となりました。 終わってみれば二箇所の方が良い事に気付いたので結果オーライです。 二枚目。 シートフレームに注入します。 二箇所に穴を開けます。一番後ろの左右のフレームが合わさる部分が開いているのでエア抜き穴は必要ありません。 三枚目。 重要なピボット・それに繋がるフレームに注入します。 真中上向きの矢印の部分に穴を開け右下・左下の所にも穴を開けます。 エンジンハンガーのある横方向のフレームには真中に穴を開けどちらか片方の端の方にエア抜き穴を開けます。 ピボット下側に繋がっているフレーム(純正アンダーガード用のステーが付いているフレーム)は元から開いている穴を拡大して注入します。 写真四枚目。 一番太いメインフレームとボックス状になっている部分とは繋がっているので注意が必要です。おかげで段取りが少し狂いました(汗 写真五枚目。 メインパイプとステムパイプから斜め下に出ているフレームに注入します。 これらはそのまま注入できるので簡単です。計量がめんどかったのでかなり溢れ出しています(笑 と、これで完了です。 今回は元からあるフレーム部にだけ注入しました。追加したパイプは純正フレームより少し板厚があるので必要ないかなと感じたからです。 写真六枚目のように発泡に失敗すると膨らんだ後でしぼんでしまいます。 こうなるときはとても柔らかいので発泡が終わった後、指で押して柔らかいものはほじくり出してやり直す必要があります。原因は分かりませんが、混合量・攪拌の度合い・液・フレームの温度などが関係していると思います。 結構簡単だと思っていたウレタン注入ですが、なかなか難しかったです。 部屋・フレーム・液を事前に暖かくする(温め過ぎても良くないです)事や注入前・後のノウハウなど色々得ましたがもうウレタン補強をすることは無いでしょうね(^^; |
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フレーム完成。 前回シートレール部に入れた補強パイプの一本を外しました。エアクリボックス装着の障害になったのです。 写真1枚目 ハンドルストッパーに小さい鉄板を溶接しハンドル切れ角を減らしました。 KSRステムのストッパーがハンドルストッパーに当たる前にフレームに当たってしまったのです。 写真2枚目 クレードル部とメインパイプをつなぐ補強パイプの左側に鉄板を整形し溶接しました。 これがYPVSモーターの台座となります。 写真3枚目 メインパイプのタンク固定ステーの手前にコの字台座を溶接しました。 TDM50Rの時に思ったのですが、CDI等補機類を設置する場所がなくここが平らなら良いのにな。と感じていたからです。 同時にイグニッションコイルのステーもここに移動し溶接してあります。 写真4枚目 発泡ウレタン注入のための穴にエポキシパテを盛り埋めておきました。 それほど強度は要らないだろうと判断したからです。 溶接で埋めようとするとどうしてもウレタンが燃えてしまい良くないでしょう。 もう少し細かいステー類等を溶接してありますがその都度紹介していきます。 さて、放置してしまったため錆びが発生したTMフレームを綺麗にします。 布団干しパイプとブルーシートで小部屋を作りグラインダーや錆び取り剤・塗装剥離剤で徹底的に磨き塗装前処理は完了しました。 マスクはしてましたがものすごい粉塵でした。 ベランダにて錆び止め・下塗り・上塗りまで完了しました。 色はダークグレーメタリック。なかなか良い色あいです♪ 乾いた頃に上で作った小部屋を綺麗にして駐車場に持っていきました。 最後のウレタンクリア塗装なので一発で完成させるための策です。 中で吊るしてクリアを吹き付け2日放置して取り出しました。 ちょっと塗装が失敗した部分もあるけどま〜よし!です。 やっとフレームが完成しました、いや〜長かったです(^^; |