| 前後ブレーキ・前後ホイールの装着 まずは、タイヤの選択です。 フロントはTT91GPの110、リアはTT92GPの120です。 フロントが110なのは、車高が前下がり気味なので110で少しでも補おうと思ったのです。 リアはBT601と迷いましたが、メーカーを揃えてTT92GPにしました。 先になってしまいますが簡単なタイヤインプレッションをします。 フロント110は、分かりきっていますが100比で大回り気味になります。 元々が250ccスクーター用なので耐荷重も高く設定されているようで、タイヤが硬く感じます。(これはFフォークのせいかもしれません) 100の方がクイックな旋回が出来て良さそうです。 リアのTT92GPは、かなりグリップしてくれます。 ぜんぜん滑る様子は見られません。コーナークリップを過ぎて、立ち上がりで試しにドカッとアクセルを開けたらさすがに滑りましたが、収束が穏やかでフラれたりしませんでした。 でも、問題は雨です。 ツーリング中に雨に降られて路面がびしょびしょになったのですが、こうなるとかなり怖いです。 サスセットもありますが接地感ゼロで、曲がる度に怖い思いをします。 60kmくらいで緩やかに曲がっている最中に横断歩道に載ったら、スパーンと一気に流れてビックリ。 TT91ではこんな事にならなかったので、92は雨に弱いのでしょうね。 さて、リアホイルはリム幅の広さからTZM用を使っています。 でも、TZMホイルには428スプロケが装着できません。 ということでセンターホール外周を削り、Fスプロケと合わせるために座面も削りました。 スタッドボルトもTDR用の太い物を装着できるよう加工します。 外注に出したのですが、仕上がってくるとねじピッチが合ってなく困ったことに。 送り返してヘリサート加工をして帰ってきました。 ねじ山が鉄になるので強度的にUPするそうです。 これで無事TDR用428スプロケが装着できます。 今回のリアマスターシリンダーは黄色字にしました。 装着はTDMと同じ方法です。 ブレーキパットは、Fはプロジェクトμのハイパーカーボン、Rはデイトナのシンタードにしました。 プロμは前に使って良い印象だったのと、Rはじわっと効いてロックできる効力があれば良いので適当に選びました(笑 次はフロントブレーキです。 KSRフォークを装着しているのでキャリパーをNSR50等にすれば社外のサポートで何無く装着できます。 でも、TZMキャリパーのピストンの方が片方が大き(確か?)かったので、キャリパーはTZMにしたいところ。 補強のブリッジも手持ちのNSRキャリパーは前期型で二本に対し、TZMは三本です。(NSR後期も3本ですね) そこで、両車の純正サポートの部品を入れ替えて装着することにしました。 下のTZMサポートからナットを外し、NSRサポートから外したブレーキパット止めをTZMサポートに装着します。 これで問題なくTZMキャリパーが使えます。 KSRフォークとのサポートにはGクラフトのサポートを使いました。 Rブレーキは、キャリパーサポートをスイングアームの回り止めとのクリアランスを見ながら削り装着しました。 フォークガードを黒色にし、NSRホイルを装着します。 ??お気づきのようにホイルがNSRとなっています。 NSRホイルでないと上で組んだブレーキ類は使えません。 ディスク径がホンダは220mmでヤマハは196mm(確か?)となっているからです。 220mmディスクは良いですが、こだわってヤマハのホイルを履きたい所です。 ということで、続きます。 |
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ディスクスペーサーを装着。 ヤマハのホイルを履くためにU3O8さんに写真のようなディスクスペーサーを作ってもらいました。ボルトも少々加工しています。 このスペーサーを使うにはTDRホイルじゃないといけません。 ディスク座面がTDRホイルは低いので、このスペーサーの入る場所が確保できるのです。 取り付けは写真のようにスペーサー・ディスクを装着して完成です。 キャリパー取り付けがかなりギリギリで、ディスク固定ボルトを緩めてキャリパーを装着しました。 TDMと乗り比べると、効きはかなり違いますね。 コントロール性も上々です♪ ブレーキパット・220mm外径のおかげですね。 今後はフローティングディスクに変更し、ブレンボ4ポットを入れたいな〜と考えていますが、ホイルとのクリアランスが気になるところです。 それと、スペーサーの耐久テストですね。 結構な力が掛かる場所でしょうから、状態チェックは頻繁に行うことにします。 一応私なりにブレーキを酷使しながらの約1000kmは損傷無しです。 |