キャリアの自作

、第一段階

 TDRでツーリング。
これを考えるとキャリア無しでも積めることは積めますがリアカウルに力が掛かり
割れやヒビが入る可能性大。(実はヒビ入れました(TT))
ただでさえリアカウルにはヒビが入り易いんですから。

 乗鞍ラストランにTDRで行くことになったときに作りました。
ヤフオクで純正キャリアとは考えませんでした。なんせ高い!からです。

キャリアがあると普段の買い物時にも重宝します。

大きな失敗点が一つ。
前側のフレームに固定する部分をもっと広げてカラーを使って固定すれば良かったと。
そうすれば、このような無様な穴を開けることにはならなかった(汗)
改良点は多々ありますがまぁいいんです、きちんと機能はしてますから(ちょいヤケ)



準備したもの

ハンディバーナー、銀ロウ、フラックス、ワイヤーブラシ
適当な鉄パイプ、ナット二つ、鉄パイプを切るもの・削るもの・穴を開けるもの、塗料

以上です。

コーティング取り

熱します

NSRナット使用の図

完成!
、第二段階・補強

 第一段階でもテント一式野宿セット積んでもビクともせず、車両の移動時に使っても曲がりませんでした。
ただ、キャリアを持って持ち上げるとちょいと曲がったのでさらなる剛性を、ということで補強しました。

縦に二本の補強としました。
二本の足から斜めに補強した方が強いんですが、ボックスを付ける事を考え水平に補強しました。

作り方ですが、

作りたいキャリアの寸法を取り、鉄パイプを切ります。
合わさる面は丸くするとロウ付けするとき綺麗になり、強度も上がります。
鉄パイプはロウ付けする前にバーナーで焼いて表面のコーティングを取りました。
曲げる所は赤くなるまで熱してえいやっと曲げます。たぶん砂を詰めて曲げれば綺麗に曲がるんじゃないかと思います。

鉄パイプの合わさる所を少し熱し、フラックスを付けます。じゅっと溶けてくっ付きます。
そして、バーナーでかなり真っ赤になるまで熱し、フラックスが銀色っぽくなるまで熱しましょう。
銀色っぽく膜を貼ったようになったら銀ロウを当て、溶かしながら鉄パイプを固定していきましょう。
きちんと熱していれば勝手にロウが流れていきます。

冷ましたあと、ワイヤーブラシで冷めて固まったフラックスを削り落とします。
落とさないとすぐ錆びますし、塗装してもすぐに浮いてきます。

これで一箇所は完成です。これを繰り返してキャリアは完成です。

二本の足をどうやって固定するか考えて出たのが、NSRのヘッド周りの固定ナットを使い写真のようにする方法です。左右で長さが違うので注意!

ちなみに独学ですから間違いがあるかもしれません(^^;)
、ボックス取り付け

 TDRミーティングに参加することになり、かなり距離があるのでなにかあったらマズイと思い、工具満載で行くことにしました。
適当にバッグに詰めていくとガチャガチャうるさいだろうし重量もそこそこあるのできちんとした?ボックスを作りました。
私の美学的にはボックスを付けるのはいやなのですが、ツーリング時はしかたなし。ということで。

ホームセンターでステー4本、ボックス、ボルト7本、衝撃吸収クッションを買ってきました。

あとはステーに合わせて穴を開け、クッションを貼り、キャリアとボックスをステーで挟んで固定です。
ボルトは外側の四本を長いものにするとネットのフックが掛け易く便利です。

強度は文句無し!
全然びくともせず頼もしい限りです(^^)

後々これを改良し、釣り用タックルボックスにも使おうと考えています。

キャリア・ボックスは便利です。うまく造れてよかった(^^)