TDR50にTZMホイルを装着し、428→420化。

、塗装。

TDR50・80はチェーンが428サイズです。
小さい力を有効に伝達するためにTZMホイルを使い420サイズに変更しようと思います。
ちなみにこの表記。4は4/8インチ、28は2・8/8インチを表しています。
ですから428と420は幅の違いだけとなります。
あと、リムサイズが2・50から2・75になり120サイズのタイヤにベストマッチです。

さて、安くゲットした前後ホイル。フロントはベアリングが終わっていました。NSR250のホイルベアリングも終わってたのでプーラーを購入し、まずは取り外し。
ベアリングの出し入れの場合、周辺をバーナーで熱すると作業がし易いです。

紫色のホイルはどう考えてもマイTDRには似合わないので塗装することに。車体が黒・黄色なので黄色のラインを入れた黒ホイルにします。

まず塗装を落とし、脱脂し塗装したくない所(ボルトやディスクと合わさる所等)をマスキングし、サフを吹きラインとなる黄色も吹きます。
乾いたら、曲がりの良いラインテープをぐるりとラインを描いて貼ります。実はラインテープの細いのが無かったので自作したのですが、なんかいびつなラインです(汗)

まぁ気にせず(笑)黒を全体に吹き、乾いた所でテープを剥がします。
この瞬間が一番楽しい♪
最後に捨てクリアを吹き段差をできるだけ無くしました。

いつも塗り終わった後は「もうやりたくねぇ〜、次は外注?」と思うんですが、仕上がりはさておきやっぱり自分のバイクは自分でいじるのが楽しいですね(^^)

さて、塗装が完了し、新品ベアリング・前後ディスク・YECのスプロケを取り付けて完成です。

やはりいびつなラインでした・・・・ま〜、よし!(笑・・・
えない・・・)
、車体に装着。

ちゃちゃっとタイヤを装着し、まずは車体に取り付け。
ホイルカラーは同寸ですんなり入りました。ただ、ダストシールが違いTDRにはオフ寄りのものが付いていました。TZM用は抵抗が少ないのでロード派の方はメンテ時に交換しても良いかも。

次はディスクすが、TZM用は小さいのでサポートもTZM用に。使った感想はコントロールしやすくなりました。バネ下重量の軽減にも貢献。が、TDR用の瞬間的にロックできるのも遊ぶには捨てがたいです。どっちのディスクも装着はできるので気分により付け替えも簡単です。
それとドリブンスプロケですが、TDRとTZMではボルト穴とセンターホールの径が違いボルトオンできません。どこかのメーカーからTZR50用の420スプロケが出ていてこれがTDRにボルトオンです。

あとはドライブスプロケの装着です。
写真のように取りつけ方法がTZMはクリップ止め、TDRはボルト止め。と異なります。
チェーンラインはどっち向きに付けても1〜2mmのずれが出ます。まぁ、これくらいなら支障ないでしょうし、どうやらTZRスイングアームによりすこしずれが出ていたので私にとってはちょうど良く収まりました。
固定方法はChobaさん作戦「TZMクリップ二枚使用」が手軽で良いです。
あとは420チェーンを装着し完成です。

感想として、かなり動きが軽くなりました。前のチェーンが終わってたというのもありますが、抵抗が減りスムーズな動きとなり大満足です。
、ブレーキディスク流用情報

TDR50・80、TZM50、TZR50・Rこれら三機種のブレーキディスクは流用がききます。

TDRとTZRのフロントディスクはそれぞれ専用なので流用は出来ませんが、TDRとTZRのリアディスクは同じです。
さらにTDR・TZRのリアディスクのボルト穴を少し拡大加工すればTZMのフロント用として使えます。
TZM用のリアディスクはサポートさえTZM用があればTDRに取りつけできます。(TZRは未確認ですが付くかと)
ちょっと離れてみれば自家塗ホイルもカッコいいし、頻繁に伸びチェックは必要ですが性能アップでき、満足のいく改造でした(^^)