|
68CCへボアアップ リップスの68CCステージ1プラス・14PS仕様というキットを使いボアアップしました。 チャンバーがCRM80用ラフロチャンバー改なので50ccよりはエンジンとチャンバーの相性は良くなるように思います。 早速注文し、届いた部品を見てみます。 バリ取りが不十分に感じたので軽くやすりをかけ、シリンダー、ピストン・リング・ピンにWPC・Mos2加工を施しました。 フリクションロスの軽減と耐久性のアップのためです。 ヘッドは面研し圧縮を上げ、68cc用に燃焼室形状も変更しました。 キャブはミクニのTM24にしました。ちょうど手持ちにあったからです。 TDRのマニホがTZMエンジンに装着可能なので、このTM24のキットもTDRに装着可能と思われます。 アクセルワイヤー分岐からのワイヤーを交換し取り付け完了です。 しかし、キャブとリアサスとの隙間がかなり少なくエアクリボックスなんて無理。な状況です。 ならばサスを移動させよう。とのことからリアサスのリンク化をすることにしました。(詳しくは別項にて) リアサスの移動が完了し、さてボックスをどうするか。ということになりました。 なんだか疲れていたので(^^; 簡単に100均で買ってきた容器を加工し写真のように取り付けました。 フィルターはデイトナのパワーアドバンスというものです。 容量は足りないだろうけど、うるさい吸気音はしないのでま〜よしです。 吸気口にはCRF100のものを使っています。 さて、走ってみました。 リップスの取り説には慣らしは200kmとあります。 あまり回さず走っている分には不満はありませんでした、低速トルクもなかなかあるのでラクチン走行できます。 さて200km走ったので何へぇ〜出るのか早く知りたい!で全開〜 50cc時より回るしトルク感も上まっています♪ ここでちらっと視界の隅に移る水温計・・・80℃・・ここまで一気に上がりました。 リップス取り説には80℃以上にならないように注意。との記載が・・・ 「ちょっとだけよ〜」と100へぇ〜超えを確認した瞬間。。。 プスン・・・とストールしちゃいました。 セットはバッチリではないけど大きく外れてもいないはず。というか結構濃くしています。 こういう時はむやみにエンジンを回さない方が良いので最寄の自販機までひ〜こら押して、知人を呼び回収しました。 ということで次に続きます。 |
|
どうやら熱膨張により抱き付き。 エンジンを開けてみると見事にピストンがご臨終。 シリンダーにもキズが。。。(泣 が、ペーパをかけてみるとほぼ気にならないくらいに復活。 WPC・Mos2加工が被害を少なくしてくれたのかもしれませんね。 原因は熱膨張によりポートがせり出してきてピストンとすれたためと思われます。 ピストンを見ると異常燃焼痕は無く、ポートを通過する側面のみにダメージがあったのです。 ということでラジエターを大きくすることにしましょう。 用意したのはTZR125のラジエターです。 TDR50ラジエターと比較するとだいぶ大きくなるので期待大です。 装着はいたって簡単で、 写真のようにステーを二本追加するだけでOKです。 TDRカウル内に収まるし配管もRSVチャンバーのおかげで問題無く出来ました。 さて、走ってみました。 大事をとってキャブはセットが出やすいVM18にしました。水温問題が解決したらTM24に戻すことにします。 サーモを外して走ってみるとオーバークールになりました。 なのでサーモを取り付けると50℃付近を維持します。 11月と寒い時期なのであまり参考になりませんが、多少暑くてもこれならイケそうです。 全開を続けても温度は60℃付近までしか上がりませんでした。 TM24にしてセットを煮詰めてどれだけの性能になるかが楽しみです。 |