ボイセンリードバルブ加工装着
リアタイヤの110化・ライトバルブの変更

YZ80用のボイセンリードバルブが付きそうだったので入手してみると幅が少しだけ広くてケースに入りませんでした。
ならばカットしてしまえばOK。なので純正と同じ幅にカットし装着しました。
効果は高回転での伸びが増しました。他にネガな部分はありませんね。

次はリアタイヤをTT91GPの120から同じくTT91GPの110へ変更してみました。
120に変えた当初、安定しすぎてロスが大きいなぁ。と感じていたからです。今では慣れてて気になりませんがw
交換した結果、リーンがとても軽くなり「クニッ!」と曲がっていきます。
120より安定性が減っているので100へぇ〜で曲がると不安定感が少しありますが、じき慣れていくでしょう。
新品タイヤなので突き刺さるグリップ感・軽いリーンで大満足です。
林道走行には効果が大きいです。120だと倒しこみが重くクイックな方向転換がしづらいのですが(100比)、110なら気持ち良くアクセルを開けて曲がれます♪
リアサスの減衰調整を変えてみるとオンでの安定性も向上しました。
外径は120と110ほとんど変わらないのですが、TZMリアホイルに装着したからか少し下がったように感じます。許容は2・15〜2・75なので問題はありません。


マルチリフレクターライトの球を写真右の物に交換しました。普通の球だと直に光を発するのでまぶしいのです。
写真の球なら前方に直で発する光が減るのでとても良い感じです。
今後は球の先端に塗装して、より直接の光をカットしようと思います。
ノロジーっぽいものを作ってみる。

Dさんからアーシングとノロジーは同時装着が良いですよ〜と聞き、早速作ってみました。

まずは分解します。
そして平織り鋼線を(保護チューブよりすこし短い長さ×2)の長さで切り、真中の個所を半分まで切れ目を入れます。
そして切れ目を入れた所から鋼線をプラグコードに被せていきます。
残り半分の鋼線を通し被せた鋼線に保護チューブを被せていきます。

あとは残りの鋼線に熱収縮チューブを被せ先端にヘッドに繋ぐための端子を付けて、ホットボンドで防水対策をして完成です。

早速裏の駐車場を走ってみると、すごい低速トルクです。
同時にドリブンスプロケを一丁上げているので純粋にノロジーっぽいものの効果ではありませんが、効果はあったようです。

この後スプロケが合わなかったので一丁下げた所、前と変わらないように感じました。

ま〜人間の感覚はいいかげんですから、
一丁上げて低速が強くなった→戻して低速が弱くなった。
実際は効果はあるけど、この差を感じているだけかもしれません。
最初からスプロケを変更せずノロジーっぽいものの効果を体感してみれば良かったです。装着して排気の煙が確実に減ったことは事実です。
エンジンOH・ちょこまかと改造

どうセッティングしても6千回転での不調が直らず、困っていました。
ある日、ふとミッションオイルを見るとかなり減っている。クランクサイドシールが逝ったからオイルを吸ってガボついていたのね〜と判断し修理しました。

早速エンジンを降ろし分解に掛かります。
ピストン周りも新品にしようと手配したのですが、それほど使用していないし状態も悪くなかったのでコンロッドに付けっぱなしで分解しました。

クランクサイドベアリングを取り付ける時はベアリングを冷蔵庫で冷やし、ケースにはヘアードライヤーをONにして乗せっぱなしで15分ほど放置しておきました。小型バーナー等で熱すると局所的に一気に熱することになるので歪むことがあるそうです。ドライヤーなら全体がじんわりと熱されていくので良いかなと思います。
ベアリングの収縮・ケースの膨張によりベアリング挿入も難無く行えました。
ベアリング類を取り付ける前にクランクケースのバリは軽く取っておきました。

次はクランクを左側クランクケースに取り付けるのですが専用工具は持っていません。色々考えた結果、二つのナットを溶接しクランクインストーラーナットを製作しました。写真のようにベアリングプーラーと組み合わせてクランクを取り付け完了です。

後は液体ケースガスケットを塗りクランクを組み立ててすんなり完成。のはずだったのですが、クランクギアとバランサーギアを組み付ける時に少し痛めてしまいそのまま組んでエンジンを掛けたらかなりの音が出てしまいました。しかたないので部品発注し無事音は収まりました。

そして前からTZMエンジンで気になっていたオイルポンプ本体の露出。
これを新型RZ50のRクランクケースカバーに替えることでオイルポンプカバーを装着できます。無くても良いかもしれませんが、有る方が無いよりいいですよね。

今回エンジンを組む時、スーパーゾイルのオイル・スプレー・グリスをギア・ベアリングに事前に塗り、各シールのリップ部にシリコングリスを塗り、外側になる部分にはラバーグリスを塗って保護・潤滑しておきました。
そろそろTDMは満足する状態になってきました、今後乗ることに専念したいのでできるだけ耐久性を上げておきたいからです。

インシュレーターに加工をしました。リードブロックに合わせて通路の拡大・スムース化です。
まだまともに乗っていないので効果はまだ分かりません。

あとプラグをレーシングタイプにしてみました。
値段はノーマルの三倍。高回転で回るよ〜との話を聞き装着しましたが、あまり差は体感できませんでした。サイドシールが逝ってる時に装着したのであまり参考にはなりませんが。
レジスターが無くノイズを撒き散らすので外すことになるでしょう。

TDM50Rはそろそろ完了となりそうです。だいたいのやりたいことは終わり、残すネタは3・4個。小改造はあるかもしれませんが、大きな改造は無いでしょう。

オンオフ両方の走破性もバランスが取れ、TDRの持ち味だと思っている「どこでも走れる気軽さ」のレベルを引き上げれたと思います。
今年は熊の大量出没で山奥にはほとんど行かなかったので来年はTDMで色んな所にアタックしようと思います。
たぶん最後になるでしょうPU計画FINALに続きます。