| レーシングTDRの作成 部長が5千円くらいで買ってきたTDR50をレース用に改造していきます。 セパハン・シングルシート・バックステップの三種の神器は外せませんよね。 タンクはエイプ、シートはSDRの物を使います。 もともとのタンクの受けを写真の位置に溶接します。 受けのゴムはTDR用を外周を切って使いました。 タンクをボルト固定するボックス状の部分はそのままです。 そのまま外装をあてがってみると見た目はなかなか良いです♪ が、実際にまたがるとかなりキツいポジションで心配です。 エイプタンクは細く、ステップが外側に出てるのも手伝ってニーグリップがとてもやりづらいです。 そのへんは走ってみてから考えましょう。(結局タンク左右に厚めのスポンジを張りました) あとはバックステップ、シートの固定、メーターステーの作成を完了させればほぼ完成です。 |
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バックステップの装着 時間の都合上、先にフレームとスイングアームは部長に塗装しておいてもらいました。 使用するステップはTZR125(2RM)のものです。 リアサスはCBR600F4のものを使いました。 トプブリッジ・ハンドルはTZR50です。 TZR125ステップはただ余ってたので安易に使いましたが、これがなかなか苦戦しました。 まずは、元々がドラムブレーキなのでペダルから加工しないといけません。とりあえず、写真のように延長してみましたが、レバー比が合っていないのでとても操作しづらいです。 シフトペダルもピロのステーをカットし移動しました。 さて、ステップ自体を取り付けます。 純正ステップベースを左右とも根元から切り取り長いボルトを通します。 これでステップ下側は場所が出ました。 次は上側ですが、ここに長ナットを溶接しました。 外側にオフセットしてしまうのですが、TZRのステップ自体の構造上、簡単な手を選びました。ステップを曲げ加工すれば内側に入れれましたが、めんどくさかったのでこのままです(^^; リヤブレーキのマスターも移動します。 とりあえずフレームに沿わせて移動させましたが、もっと寝かせるべきでしたね、ブレーキのやりにくさはここからも影響していると思います。 本溶接は強引にTDRを寝かせて行いました。 左側ステップはリンクを介して逆シフト対策を施し完了です。 あとは塗装して終了♪ ステップが外側にオフセットしているので結局ステップはガリガリと削れることとなりました(汗) レーシングTDR二号機を作る時はTZR50Rのステップを使ってみようと思います。 見た目は怪しさ満点で気に入ってます(笑) |
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メーターステーの装着 ひとつアップ忘れが。 TDRスイングアームのサス受けの穴を下側にずらしています。 これで長めのCBRサスをつけても車高は上がり過ぎません。 メーターステーはTDR純正ステーを分解・溶接し作りました。 フレームヘッドパイプにステーをひとつ追加しメーターステーを二点止めとします。これで強度的には問題は無いでしょう。 取り付けてみると写真のようになります。 セパハンにしたので、ワイヤー類が当たらない場所を出すとこうなりました。 ゼッケンスペースにはKGが持ってたCRF100Fのカウルを使います。 キャッチタンクは写真の位置に収めました。 |
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完成 あとは組み上げていけば完成です。 ハーネス類は写真の物のみ使用します。 CDIを固定するだけでよいのでラクチンでした。 写真にある矢印のところに作ったものは、SDRシート下にある爪をはめこむ場所です。 余ってた鉄パイプを曲げて溶接しました。 リヤブレーキマスターは適当にタイラップで止めています(^^; サイレンサーは写真のように取り回しセンター出しになっています。 エンドパイプの向きが左っていますが気にしません(^^; 使用サイレンサーはKRSで、麺様より寄贈していただきました♪ シートレール左右を繋いだ鉄板にステー二本をボルト止めし、そのステーで挟むようにシートを固定します。 ラジエターリザーバータンク・リアサスサブタンクは写真の位置にタイラップ止めです。 もっと目立たない所にした方がよいですが、手抜きです(^^; シートがそのままではスポンジが厚く乗りにくいのでスポンジを一枚張ってSDR純正表皮をかぶせました。ボコボコしてますが、ま〜よしです(^^; ということで完成写真がこれです。 シェイクダウンしてみた所、腰を痛める程のポジションで、後日KGがシートを後ろに下げておいてくれました。 リヤブレーキも使い物にならず、これも後日KGに改善してもらいなんとか使えるようになりました。 なんせ、我が家から遠い富山県にTDRがあるのでこちらでは手が出せません。 キャブにはキタコのパワフィルを付け、リアサスはCBR600F4、フロントフォークも強化したので、マーボーTDRより戦闘力は高くなりました。 まだまだ改善したい点はありますが、あとは持ち主の部長にまかせましょう。 |