塩ビパイプを使ったフォークシールドライバ。 これは結構メジャーな手法ですが、シールを痛めないよう気遣いが必要です。 正立フォークの場合はフォークインナーより少しだけ内径が大きい塩ビパイプを用意します。 あとは写真のようにガンガン打ち込めばシールは装着できます。 パイプを二つに分けず小さい方のパイプを古いシールにすればただパイプを準備すれば良いだけなので簡単です。 倒立フォークの場合は勝手が違うので写真のようにパイプを加工します。 二つに分けているのはシール保護のためと作業性の向上のためです。 小さい方のパイプはシールのリップ部を傷付けないように斜めに削ります。 パイプを加工するときグラインダーを使ったのですが、粉まみれになるのでオススメできません（汗） これらのパイプをインナーにはめて打ち込んでいけばＯＫです。 小さいパイプには外れ防止にタイラップを巻き、斜めに削った部分にビニールテープを巻きシールが痛まないようにしています。 ガンガン打ちこんでもなかなかシールが入っていかない場合はスライドメタルが引っ掛かっている場合があります。 シールを打ち込む前に−ドライバ等でメタルを少しはめてから打ちこむとスムーズに事が運びます。