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ま〜流ヤマハ系フロントフォークキャップの外し方 1、 ヤマハの小排気量のバイクのフロントフォークキャップはなぜかリングで止めているタイプです。まったくもって整備性が悪い。 しかもゴムのキャップが無い場合、錆びでフォークキャップが出てこなくなることもあります。(手持ちの3TUとTDRのフォークがそうです(TT)錆びによる内径の縮小・固着が原因) このことから中古で購入する場合、ストローク部の錆びも大切ですが、フォークトップの内側の錆びもとても重要です。 さて、本題です。 このキャップを外すにはフォークスプリングの反力より強くキャップを押し、へこましながら固定のためのCリングを外す。ということになるのですが、 一人ではなかなか作業しづらい。片手は強く押しながら片手で器用にリングを外さないといけません。 できないことはないですが、かなりイライラします、体に悪いです。 てことで転がってる部品を見て思いついた方法がこれです。 用意するものは長いボルトとナット三つ、ワッシャー数枚とフォーク系より大きい適当な物です。 まず写真のように配置します。重ねたナット二つはボルトの回り止めにします。 そして三叉・トップブリッジにこのように配置します。 このとき片方にフォークを差しておくとトップブリッジが動きません。 あとは、回り止めのナットをメガネで固定しながらもう一つのナットを締めていきます。 そうすればキャップは押されて沈んでいくので、リングが見えたところで止めて両手で気持ち良くリングを外しましょう。 動きの良いものは回り止めが無くてもOKです。 この方法なら手作業で行ったときのキャップがピョンと飛んでいく、も防げます。 フォークをばらして組みたてるときのCリング挿入にも役立つと思います。 しかもそのまま装着すれば手間も省けます。 いや、ストロークチェックしないといけないか・・・ ちなみに錆びでひどいものはこのように、へこましてもスプリングの反力で戻ってきません。 これはどうしようもないです。 軽症のものはこのように中途半端なところで止まることもあります。これくらいならCRCをかけながら戻して出してを繰り返せば外れます。 事前にできるだけ錆びを取っておくことは言うまでもありません。 |
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