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NSR50リアホイールを使ってフロントダブルディスク 12インチでダブルディスク、いいな〜。と考えなんとか実現できないものかと考えていました。OVERのホイールはさすがに手がでませんでした(^^; そこで、TDR仲間のu3o8さんがTDRのリアホイールを使ってダブルディスクできたら面白いね。と一言。お〜その手はいいね〜ということで色々と調べてみました。 結果、TDRなどヤマハ系は中空構造なので削り代が無く断念。ならばホンダでどうだと調べてみたらNSR50のリアホイールなら削ればイケる!ということが分かりました。 早速入手したXR100モタのリアホイールを井上ボーリングさんへ加工へ出します。 削る部分は、ホイールのスプロケ側の部分で赤(スプロケマウント)・黄(センターホール)・青(ベアリングマウント)の部分です。 これらをそれぞれ33mm(だったと思う)内側に削り込みます。全体をそのまま33mm内側へ追い込むわけですね。 左の写真が削り前と後です、低くなっています。 これでTZ125のフォークの間に入り、ダブルディスク化に近づきました♪ ただ問題としてメーターギアが付けれませんでした。メーターギアのワイヤー取り出し口がディスクと干渉してしまいます。 ブレンボキャリパーが装着できるよう設計したのでこうなりましたが、方押しキャリパーにしてディスクを内側へ追い込めば(それかフォークスパンにもよりますがベアリングマウントを外側へ)メーターギアの同時装着も可能かもしれません。 それと、ベアリング外径が大きくなっているのでカラーを入れる等の対策も必要です。 今回はスピードセンサーはドライブスプロケから取り出すことにしました。 |
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ブレーキディスクの装着 ブレーキディスクはブレーキングのウェーブディスクにしました。ウェーブは余り好きではないのですが、ウェーブ具合が控えめでこのくらいならいいかなと選びました。 さて、ディスク装着にあたりアルミ板を加工して部品を作ってみました。 右ディスク側(元々のリアディスク取り付け側)にはt5mmのA5052を使ってスペーサーを製作、これを挟んでディスクを装着します。 挟むだけのスペーサーなので対候性に分があるA5052を採用。 取り付けボルトはスズキのキャリパーボルトを採用しました。ボルト長が長く、受けである部分も長いので最適です。 左ディスク側(元々のスプロケ側)にはt10mmのA2017を使ってマウントスペーサーを作りました。 大きいボルト穴の方でマウントスペーサーをホイールに固定し、小さいボルト穴の方でディスクを固定します。 こちらは力が直にアルミ板に掛かるのでアルミの中で強い方であるジュラルミンのA2017にしました。 こちらの取り付けボルトは、大きいボルト穴にYZF−R1のキャリパーボルトを使いました。 頭が低く、段付きボルト穴の中にうまいこと納まってくれています。 小さい方にはNSR50純正を使いました。 それぞれのスペーサーに黒アルマイトを掛けたのですが、A5052の方はなんだか緑がかった色でした。装着すればほとんど見えないから、ま〜よし!です(^^) こういったアルミ材料がヤフオク等で簡単に手に入ったのが驚きでした。価格も思っていたよりかなりリーズナブル。今回のスペーサー二つはボール盤とエンドミルのみを使って作りました。初めて買ったボール盤ですが、もっと早く買っておけばと強く思いました(^^; だって8千円でこの便利さですからね〜 あとはTZ125フォークに合わせたカラーを使い、車体に装着です。 ん〜、かなり良い見た目です♪効き具合はどうなのか楽しみです。 |